- 10月
- 2024年11月
みなさんこんにちは、とむです。
以前、自分の趣味についていくつかブログを投稿していたのですが、久しぶりに別の趣味についてもお話ししようかなと思います。せっかくなので、過去のブログも紹介しておきます。
さて、今回お話しするのは「トレーディングカードゲームについて」です。カードゲームと聞くと子供っぽいとか、おもちゃっぽいとか、そういうイメージが強いかなぁと思います。
実際そういう部分については否定できないところもありますが、人とコミュニケーションを取って遊びつつ、勝負ごととして本気で遊ぶ! というならばこれほどコンパクトで手軽で遊びやすい趣味もないんじゃないかなと自分は思っています。
また、前置きとして、今回自分が紹介するのは「カードゲーム」という括りでいうと広すぎてしまうので、「トレーディングカードゲーム」に絞ってご紹介したいと思います。おそらく長くなってしまうので、今回はその1とし、ざっくりどういうものかなどについてお話しできたらなと思っています。
ただの「カードゲーム」と、「トレーディングカードゲーム」では何が違うの? となる人も多いかと思うので簡単に説明します。
「カードゲーム」とは…
広義にはカードを使って行うゲームの総称。狭義にはいわゆるトランプを使ったゲームのこと。歴史的には麻雀やドミノなどのタイル(牌)を使うゲーム(タイルゲーム)と起源を同じくしており、タイルゲーム・カードゲームは手札(手牌)という要素によって、囲碁、リバーシ、将棋といったボードゲームと区別される。ヨーロッパにこの種のゲームが現れたのは、14世紀のイタリアではないかと推測されている。その後、遊びの範囲を広くするため、ある特定のゲームを遊びやすくするため、今までの形式とは違った遊びをするため等の理由で専門のカードデッキが生まれた。
わかりやすく言えばトランプやUNO、かるたなどがイメージしやすいかと思います。一方、「トレーディングカードゲーム」は以下となります。
各プレイヤーがコレクションしたカードの中から、自由に、あるいはルールに則して組み合わせたカードの束(「デッキ」と呼ぶ)を持ち寄り、2人以上で対戦を行うゲームである。原則として、デッキはプレイヤーひとりひとりが1つずつ用意し、同じタイトルでも持ち主が異なるカードやデッキを混ぜて遊ぶことはない。アメリカの『マジック:ザ・ギャザリング』から始まって日本でも火が付き、『ポケモンカードゲーム』『遊戯王OCG』『デュエル・マスターズ』などの発売によって日本でさらに普及した。
ゲームタイトルによってルールは異なりますが、基本各自でデッキを用意して対戦するカードゲームのことを指します。ご兄弟やお子さんなどがやっている、やっていたという人は少なくないんじゃないでしょうか。
そして、それぞれのゲームタイトルで対象年齢設定がありまして、幅広く普及し認知されているカードゲームが子供をメインターゲットに据えたものが多いことから、どことなく子供っぽいもの、と思われがちなのかなと個人的には感じています。
また、カード単体について、それぞれに価値を見い出し売買が行なわれているのですが、現在相当バブリーな状況です。それこそ『ポケモンカードゲーム』は若年層から青年層まで、かつ日本のみならず海外需要もあることを受け、相当価値が付いているものが多く存在します。
その結果、1枚あたりの価格が高騰しているものもあり、最近ではカードゲームショップをターゲットとした窃盗事件も相次いで発生しているほどになっています。
コロナ禍などではなかなか外で遊ぶという機会が減ってしまいましたが、webカメラやスマホからオンラインでいろんな人と対戦することが可能です。世界中の人と対戦できますし、実際にそういう形で大会を行なっていた時期もありました。
一方、コレクション目的で集めるだけの方も存在します。いわゆるコレクターですね。自分はどちらかというとプレイヤーなのでそこまでコレクションできているわけではありませんが、10万円単位のカードや、さらに1つ上の桁ほどの価値のあるカードも一応所持しています。
説明が難しいのですが、株と同じで常にカードの価値は揺れ動いていまして、入手した時点で高かったわけではなく、後々高騰していって結果として高額帯になった、というのが実態ではあります。
と、長くなってしまいましたがこれが「カードゲーム」と「トレーディングカードゲーム」の違いについてになります。
ではそんな自分はどんなゲームタイトルで遊んでいるのかといえば、メインは「マジック:ザ・ギャザリング」になります。
マジック:ザ・ギャザリング(英: Magic: The Gathering、M:tG、MTG)は、米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(WotC)社製のトレーディングカードゲーム(TCG)。日本では、同社の日本事業部が窓口になっている。
1993年に発売された世界初のトレーディングカードゲームである。公式にはマジック、のように略され、他にもMTG、ギャザ、マジギャザなどと呼ばれる。このほか、「もっともよく遊ばれているTCG」などでもギネス世界記録に認定されている。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の創業者ピーター・アドキソンによれば、テーブルトークRPG (TRPG)のコンベンションを巡業していた経験から、その待ち時間にプレイできるファンタジー志向のゲームを意図して製作したとしている。メインデザイナーであるリチャード・ガーフィールドによれば、本作は自身が高校生の頃に考案していたゲーム”Five Magics”に原点があるという。「ルールを破るカード」というデザイン上のヒントはボードゲームの『コズミック・エンカウンター』に、土地カードのヒントは”King of the Tabletop”にあったと話している。
このゲームは発売されてから短期間の内に驚異的な人気を得て、TRPG関連の新興零細メーカーに過ぎなかったウィザーズ・オブ・ザ・コースト社を一気に成長させた。そしてその人気に触発されて多くのメーカーが次々とTCGを発売した結果、僅か数年でTCGがゲームの一ジャンルとして確立したのである。人気は他のゲームジャンル・漫画にも影響を与えた。
よく言われる話ですが、すべてのトレーディングカードゲームの始祖と称されるゲームタイトルで、世界中にプレイヤーが存在します。その人口は約5,000万人で、昨年には優勝賞金10万ドル&賞金総額50万ドルの世界大会も開催された程です。もちろん日本でも取り扱われているとても人気のあるゲームです。
有名なカードですと、「ブラックロータス」というカードが5,300万円で落札されたことがあります。下の画像の左上が該当するカードなのですが、それの状態がとてもいいもの、と思っていただければよいでしょうか。
なぜそこまで価値あるのかについてですが、マジック:ザ・ギャザリングにはさまざまな種類のブースターパックを販売しているのですが、そのうちの1つ、「リミテッド・エディション」の最初に印刷された260万枚は『アルファ版』と呼ばれています。その中でもレアカードの発行枚数は推定でわずかに1,100枚のみで、ブラックロータスも推定1,100枚内の1枚と言われています。噂では世界に7枚ほどしかないんじゃなかろうか、というほど貴重な品だからです。
同じイラスト・名称のカードでも、どのバージョンでどのような状態かで価値や価格はかわってくるので、先程の例に挙げたカードは本当に貴重な上にすばらしく状態が良かったから高かったということになります。とはいえ、まだなんとか通常手に入りやすい部類であったとしても、400円前後はする超高額カードになります。
また、対戦に重きを置いているので、カードの強弱にも価値は左右されます。上の画像は「パワー9」と呼ばれるもので、それぞれがブラックロータスほどではないにしろ、びっくりするような価格が付いています。知り合いが一通り持っていますが、羨ましい限りです。
このままでは無限に書いてしまいそうなので、一旦今回はここまでにしようと思います。次回は自分が好きなカードについてもう少し触れられたらいいかなと考えています。
他のゲームタイトルの話もしようとするとあまりに収拾がつかないので、基本マジック:ザ・ギャザリングに絞ってお話しする予定です。もし読まれた上で自分も遊んでる! という方いましたら、ぜひコメントお寄せください(笑)(自分が喜びます)。
ではまた次回!
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このブログを書いたスタッフ
セールス
とむ
前職ではモックアップなどの試作製作を担当。今度は受け手ではなく発信する側になりたい、と強く思っていたところでトリニティと出会う。自分の住んでいる地域から新たな製品を発信していることに感銘を受け、2017年11月よりトリニティの一員に。旅行が好きで、休みをみつけてはすぐにどこかへ出かけてしまう自称スーパーアクティブマン。
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